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本の紹介 2019−17 USP ユニーク・セリング・プロポジション

広告、マーケティングの名著と言われるこの本を紹介されて、飛びつくように購入し、読んでみました。その本の名はUSP(ユニーク・セリング・プロポジション)で著者はロッサー・リーブスです。

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当社の運営するタイルパークもホームページにリスティング広告をあげたり雑誌広告や展示会、販促グッズなど数多くの広告を手掛けています。その思いは、無名な我々の提案を、我々を知らない多くのユーザーの方々に伝え、日本のインテリア文化に少しでも貢献することです。しかしその効果は測定不能です。コストと効果が見合っているのかどうか、特にリスティング広告では常に不安を抱えています。そんな気持ちでこの本を読んでみるといろんなきずきがあります。最初に気が付いたのは、浸透度と購入への牽引率を分けて考えている事です。先ほどのように無名の我々にとって名前が浸透するだけでもと考えていましたが、それは購入へと牽引されているかは別の話で、伝えたいことをいかに言葉に表してシンプルに伝えるか。この点はこれからよく考えて展開したいと思います。

さて少しこの本の内容に触れてみたいと思います。実にシンプルです。

USPを3つに分割すると以下のようになります

①この商品を買えば、この便益が手に入ります

②提案は競争相手が示せない、もしくは示さないものでユニークなものでなければならない

③その提案は数百万の人々を動かせるほど強力でなければならない

広告の役割は商品を売り出すべく、企業に雇われたセールスマン

こんな感じです。

アマゾンをみると名著の割りにその評価はまちまちです。確かにそれは理解できます。うわべだけ読むと当たり前で意味がないように感じます。しかし読み返すと実に奥が深く、真髄をついた名著であることは間違いないと思います。多分また読み返すと思います。

広告担当の方にはおすすめです。

 

 

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