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ファイブ・フォース分析

1月19日早朝
今回はタイル業界の経営環境について整理したいと思います。
これからどうなるんだろう、ただ体力が消耗することに耐え、生き続けるのだろうか?
昨年読んだ、M・E・ポーターさんの「競争の戦略」で学んだファイブ・フォース(五つの要因)を基に考えてみようと思います。
<新規参入の脅威>
・中国品の参入  45二丁についても厳しい価格環境と中国品の品質向上で輸入量が増えているようです。
・ネット販売業者の増加   ネット通販を検索してみると実に多くの通販業者がタイルを扱っています。
<競争業者間の敵対関係の強さ>
・3年前と比べて市場規模は70%程度縮小すると予想しています。
・市場規模に対し供給量の調整が遅れていますので厳しい価格競争が繰り広げられています。
  *補足資料 P333 
  衰退業界の撤退戦略の項目で撤退障壁として以下の項目を挙げています
  ・転用の利かない耐久資産
  ・撤退の固定コスト
  ・戦略から生じる固定コスト
  ・情報の障壁  (将来の情報などが入らないから撤退の時期が遅れる)
  ・経営者の感情障壁(撤退が経営者にとって最も嫌な意思決定)
  ・資産処分のメカニズム
  ・苛烈な企業間抗争
今回は、ここまでにします。
五つの要因のうち二つを見たところですが、これはかなり奥が深いと思います。
次回は衰退期に生き残った企業間の抗争について考えます。

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