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12.262007
多治見修道院ヨハネス・シューベルト氏の話し
昨日多治見市倫理法人会特別セミナーで多治見市修道院院長のヨハネ・シューベルト氏の話を聞くことができました。
http://http://www15.ocn.ne.jp/~svd/
非常に温厚そうな方で、話もとても面白くついつい聞き入ってしまい、あっという間の講和でした。
話の内容は、倫理法人会が推奨する行動指針「7Acts」とキリスト教倫理の比較です。
中でも興味深かった言葉は
「キリスト教の考えは、良い=成功ではない」
「魂は永遠に存続するものであり、人生はその入学試験に過ぎない。
成功とは、その試験に合格し、永遠の運命を始められることである。」
との言葉でした。
私たちにとって成功とは生きている間にどれほどの功績を残せるか
子孫にどれほどの財産を残せるかと考えていました。
そのためには生きている自分がすべてであり、その後のことは考えたことがありませんでした。
それから、
安息日とクリスマスは仕事をしてはいけない。
日本的なハイの考えは神にそむいている。
自分が正しいと思ったことしか「はい」と言ってはいけない。
もし納得いかず「はい」と答えたならばそれは神にそむくことがある。
しかし日本の企業では盲目の従順が通常であり、それに従わなければ組織から外れてしまう。非常に問題である。
まあ、目からウロコの考えが次々飛び出しました。
そして最後に感じたことは、日本的考えがすべてではなく、世界的な視野を学ぶことが必要であると感じました。
非常に参考になった一日でした。