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6.292010
打つ手は無限
6月29日(火)
今期から予算と実績を確認し、確実に業績をチェックするよう、SMCの「先行経営」を依頼しております。
初めてたったか2か月ですが、毎回多くの苦難が押し寄せてきます。
今月はこんなことがありました。
<状況>
売上は予算を超えているが、想定以上に製造経費が増えている。
せっかくいい数字が出そうなのに…。
<ある出来事>
リーダーのH君
製品を移動するときに使うスポンジの吸盤が調子悪いので買いたいです。
お願いします。
私
本当にそれ必要なんか?
何とか直せんのか?
H君
油漏れで汚れてしまい、タイルが不良になります。
このあいだ自分で作ったら2時間もかかって作業が止まりました。
今度もそうなってもいいですか?
私
ウーン
必要ならしょうがないけど、経費はできるだけ使いたくないんや。
<先行経営会議の後>
考えてみると、現場も確認してないし、結論もあいまい。
ただ「上手にやれ」、としか言ってないなー
これじゃあ本人もやる気なくなるし、次に提案もしなくなるな―
<反省>
次の日、現物を確認しH君と何かいい知恵はないか、少し話し合いをしました。
すると油漏れで汚れるところは限られた場所で、その部分を取り換えたら安く素早くできるかも…
こんなアイデアが浮かびました。
いろいろ弊害があり、完璧ではないでしょうが、何となく前日のあいまいな気分が晴れました
<活かす>
翌週の朝礼ですかさずこのことを話し、簡単にあきらめないこと、粘り強く考えることをお願いしました。
その時にいつも倫理法人会で習っている詩を
皆に渡し、事例とともに説明しました。
その詩はこれです。